ペリカンケース加工

このページの最終更新時間は、2014-10-16 (木) 11:45:16です。

可搬型無線メッシュノード　ケース加工　ＤＩＹ †

特長

• 小型･軽量･堅牢性を重視
  
• できる限り特殊仕様のものを用いず、入手可能な部材を組合わせて利用
  
• 拡張可能　（例：防水イーサネットコネクターを増設し、PoEによる常時稼動に対応させるなど）
  

用意するもの

• 内蔵する　RMR9000　または　RMR9000J
  
• ケース：　　ペリカン　ストームケース　iM2050 ペリカンストームケースの詳細は　以下参照。　RMR9000シリーズがぴったり納まります。
  
  • 参照　http://k-ing.ne.jp/07stc.html#stms　（ペリカンケース代理店サイト）
• 工具：
  
   
  • 電動ドリル
  • 刃：　　3mm、12mm ミニホールソー
  • 穴を13mmに拡張するための　テーパーリーマー　～20φ　ぐらいのもの
  • 丸やすり
    
• RMR9000/9000J　アンテナコネクタ用　ケーブル
  
  • アンテナケーブル（直角コネクタ付）　3本セット　　：弊社で取寄せ可能です。海外品のため、納期　1ヶ月　お問合せください。
    
• 5cmの六角スペーサ　(M4)　4本
  
  • RMR9000を嵩上げして収納するために使います。
    
    
• マジックテープとマジックテープ固定のための両面テープ
  
• バッテリーおよび　RMR給電ケーブル　この例では　Energizer XP18000 や　XP18000Aを利用。約10時間バッテリーで稼動します。
  

RMR9000　準備

• アンテナコネクタを3本とも背面出しにします
  
  
   
• 裏面に4箇所スペーサを取り付け、嵩上げします。
  
  • RMR裏面に壁面固定用プレートの取付ネジ穴は開いていますので、スペーサを捩じ込むだけです。
    

ケース加工

• 穴あけ位置を決めます。留意点は以下の通りです。
  
  • 側面のラッチから下側のスペースが加工しやすいです。
    
  • 内蔵するRMRやバッテリーと干渉しない位置にします。ケース内側にアンテナケーブルのコネクターが出っ張ります。
    
  • ケース内側に高さ1mmほどの横線がある場所にアンテナケーブルのコネクタが重なる場合は、カッターナイフなどで削って平らにします。
    
  • アンテナケーブルのコネクタが、平らな場所に固定されるようにしてください。あまり、ケースの隅に寄せるとカーブしているため、コネクタが止められません。
    
  • 以下は穴位置の一例です。
    
    

• 電動ドリルと3mmの刃を用いて、ガイド用の穴を開けます。両側に重いものをおいてストームケースを挟んで立てて、作業をしやすいくしています。
  
  
   
• 12mmホールソーの刃にかえ、12mmの穴を開けます。
  
  
   
• テーパーリーマーを使用して、穴を13mmに広げます。（広げすぎに注意！）
  
  • コネクタが奥まで入れることができるか確認しながら、少しずつ穴を広げます。
    
    
     
• コネクタがぴったり入るところまでいったら、バルクヘッドコネクタを固定します。
  
  
• 同様に残り2本のアンテナケーブル用の穴をあけ、コネクタを固定します。
  
  
• ケースに固定したアンテナケーブルとRMR9000を接続します。
  
  
• RMR9000をケース内に入れます。
  
  
• バッテリーを蓋側に固定し、完成です。