このページの最終更新時間は、2009-07-16 (木) 17:27:38です。
一体型ユニット †
この一体型ユニットは、お客様との共同研究の中で試作開発しました。
工事現場での監視システムとして利用していただくため、
- 一人で簡単に運搬・設置ができる
- 半日以上、バッテリー稼動が可能
- １ｋｍ離れた場所から、５ホップ程度のマルチホップで映像伝送が可能
なことを目指しました。
また、バッテリーを搭載させることにより、電源が確保できない問題や、電源を引いてくる手間を省き、
その場でネットワークの構築が可能な仕組み－アドホック通信－を実現しました。
- アンテナ取付用金具
- 特定小電力無線
- LCD
- ポール取付用金具
- ポール取付用ベルト
はオプションです。
主な特長
- 現場の担当者が簡単に設置、移設ができます。
工事現場などでご利用いただく場合には「すぐ取り付けできる」「すぐ稼動できる」ことが大切になります。
このユニットは専用の金具により、迅速な取り付けが可能です。
- バッテリー一体型ですので、電源設備の無い現場でも利用できます。
ノートPCの外付けバッテリーとしても利用されている、リチウムイオンバッテリーを搭載しています。
（要領は約１１Ah、１６０Wh程度）。
このバッテリーにより、メッシュ通信機RMR7000 とIPカメラ（Panasonic BB-HCM531）を
１０時間以上稼動させることが可能です。（パンチルトの回数により、稼働時間は変わります。）
通信ユニット内の電源ボードにより、バッテリーからの電源を １２Vと５V に変換しています。
１２V電源は メッシュルータ RMR7000 およびIPカメラ電源として利用。
５V電源からは、USBハブまたは ５V電源 を使用する IPカメラ（AxisのIPカメラなど）に電源供給しています。
- USBハブの先に、さまざまな機器を接続することが可能です。
例：USBカメラ、メモリースティック、あるいはZigbeeセンサーネットワーク基地局など
- 双方向での無線音声通話が可能です。
- IPカメラの接続により、映像の送信が可能です。
アンテナの接続
- 専用の固定具により、簡単にアンテナを接続
伸縮性のアンテナ固定具（オプション品）も一体化されています。
ポールの先のカメラネジにより 平面アンテナ が簡単に取り付けでき、アンテナの高さを上げることができます。
- アンテナの方向も楽々調整
固定具のネジにより、自由に平面アンテナの方向を調整できますので、無線通信にとって大切な
アンテナ間の見通しも確保しやすくなっています。
設置方法
- 一人で簡単に設置＆移動
取付用金具を専用のベルト（共にオプション品）で柱（直径６cm以上）などに固定して 金具の穴に
本体のツメをかませるだけで 簡単に設置できます。
ユニットそのものは ５ｋｇ程度 の重さがありますが、この金具により 一人で簡単に設置、移動することができます。
柱以外の設置例
- 柱の無い場所でも、柱固定用のベルトを使って設置が可能です。
![[PukiWiki]](image/pukiwiki.png "[PukiWiki]")
