RMR基本機能
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開始行:
#access
-----
#contents
-----
* シリアルコンソールでRMRにログインする [#t68ca70f]
- 準備する機材:
-- RMRとPCをシリアルケーブルで接続する場合
--- PC
--- シリアルケーブル
-- PCにRS-232Cインタフェースが無く、USBで接続する場合
--- PC
--- シリアルケーブル(クロスタイプ:インターリンクケーブルと呼ばれることが多い)
--- シリアルUSB変換アダプタ(オススメ:ELECOM UC-SGT)~
変換アダプタを使用する場合には別途ドライバが必要になります。windowsの場合はドライバが公開されています。Linuxの場合にはpl2303ドライバがコンパイルされている必要があります。もっとも、最近のカーネルイメージでは標準でコンパイルされているようです。以下のコマンドでパスが出力されればOKです。
matsuyama@Grissom:~$ modprobe -l | grep pl2303
kernel/drivers/usb/serial/pl2303.ko
- ターミナルソフト
-- Windows~
標準でハイパーターミナルがインストールされています。他にも[[teraterm:http://hp.vector.co.jp/authors/VA002416/]]というフリーのターミナルソフトがあります。
-- Linux~
Minicomというアプリケーションがありますので、それをインストールします。
$sudo aptitude install minicom
- 手順
-- PCとRMRを上記ケーブルで接続する。
-- ターミナルソフトを起動する。
-- インタフェースの設定を行い接続する。
ボーレート:19200
文字サイズ:8ビット
パリティ:なし
ストップビット:1ビット
* ネットワーク経由でRMRにWebログインする [#veacfa8c]
PCからWebブラウザーでRMRにログインすることができます。httpではなくhttpsを使ってください。詳細は「RMRユーザーズ・ガイド」を参照ください。
例 https://192.168.171.1
&br;
* ネットワーク経由でRMRにsshログインする [#mc6dc998]
RMRには標準でsshデーモンが起動しているため、sshクライアントを用いてリモートログインが可能です。以下に各OSのsshクライアントを紹介しておきます。また、デフォルトではユーザー、パスワード共にrootになっています。~
-- Windows
--- putty~
ダウンロード:http://www.chiark.greenend.org.uk/~sgtatham/putty/~
使い方:http://www.ms.u-tokyo.ac.jp/howto/isojima/putty/putty.html~
-- Linux~
aptitudeやyumを用いてインストールしてコマンドを実行。
$sudo aptitude install ssh
$ssh root@192.168.91.1
* ネットワーク構成を変更する [#g4166d46]
** 一時的に変更したい場合(リブートすると元の設定に戻ります) [#pe65e3d4]
上述の方法でRMRにsshログインし、無線LANのチャネル、ESSIDなどはコマンドで動的に変更することができます。メッシュ用インターフェースを除きIPアドレスも一時変更することは可能ですが、メッシュ用インターフェースはできません。
例. iwconfig ath1 essid hotspot01 channel 1
ifconfig eth0 192.168.1.1
** 設定ファイルを変更する場合 [#ke02b5df]
RMRのネットワーク設定は主にlinuxの持つ/etc/network/interfacesファイルとMeshCruzer用の設定ファイルである/usr/local/etc/meshz.confで設定されています。ここではinterfacesファイルにフォーカスを当てます。meshz.confファイルの設定変更については「RMRユーザーズ・ガイド」を参照してください。
- 作業手順
-- RMRへPCからWebログインする(上述)
-- 画面左にある"Edit/Upload File"を選択する
-- 画面上部にある”Edit File"のテキスト欄に /etc/network/interfaces と入力して"Edit"ボタンをクリックする
-- 画面に表れた内容を変更後、"Commmit Changes"ボタンをクリック
-- 更新内容はRMRをリブート後に反映されます
- 有線インタフェース
auto eth0 <--- 起動時に立ち上がる用に
iface eth0 inet static <--- dhcpでアドレスを取得する場合はinet dhcp
address 192.168.1.100
netmask 255.255.255.0
broadcast 192.168.1.255
RMR502を除く全てのRMRシリーズでは無線LANカードはAtherosチップ無線LANカードを採用しています。 参考:RMR502(現在は販売していません)ではPrismチップ無線LANカードを採用していました。
&br;
- 無線インタフェース(atheros)~
atherosカードの場合、[[madwifi:http://madwifi-project.org/]]ドライバを使用しています。madwifiドライバは少し特殊で、wlanconfigコマンドを使ってインタフェースを作成後にアドレスを設定します。prismドライバとは違い、wlanconfigの時点で無線インタフェースのモードを固定する必要があります。(iwconfigで変更はできません)
auto ath0 <--- atherosカードの場合、名前がathXになります
iface ath0 inet static
pre-up wlanconfig ath0 destroy <--- インタフェースを初期化
address 192.168.1.100
netmask 255.255.255.0
broadcast 192.168.1.255
pre-up wlanconfig ath0 create wlandev wifi0 wlanmode adhoc <--- インタフェースを作成
pre-up iwconfig ath0 essid "mesh" channel 1
参考:無線インタフェースのモードには主に4種類あります~
|CENTER:mode|CENTER:説明|
|Managed|クライアント|
|Master|アクセスポイント|
|Ad-hoc|アドホック|
|Monitor|パッシブモニター|
&br;&br;
- 無線インタフェース(prism)
auto eth1
iface eth1 inet static
address 192.168.1.100
netmask 255.255.255.0
broadcast 192.168.1.255
pre-up iwconfig eth1 essid "mesh" channel 1 mode ad-hoc
pre-up iwconfig eth1 key 1111-2222-3333-4444 <--- WEPキー
pre-up iwconfig eth1 key s:password <--- asciiの場合はs:を付けます
iwconfigの書式は[[こちら:http://linuxcommand.org/man_pages/iwconfig8.html]]を参考にしてください。
- ブリッジ
例ではeth0とeth1をブリッジにしています。eth0とeth1にはアドレスは設定しません。
auto br0
iface br0 inet static
address 192.168.1.100
netmask 255.255.255.0
broadcast 192.168.1.255
bridge_ports eth0 eth1
bridge_fd 5
bridge_stp off
* DNSを設定する [#nd3c2c6c]
以下の様な書式で/ro/etc/resolv.confにnameserverを加えてください。~
註: 更新するのは/etc/resolv.confファイルではありません。
- 作業手順
-- RMRへPCからWebログインする(上述)
-- 画面左にある"Edit/Upload File"を選択する
-- 画面上部にある”Edit File"のテキスト欄に /ro/etc/resolv.conf と入力して"Edit"ボタンをクリックする
-- 画面に表れた内容を変更後、"Commmit Changes"ボタンをクリック
nameserver 10.0.1.1
nameserver 192.168.1.101
// * ログインパスワードを変更する [#gbec39c9]
// これじゃできないyooooooooooooooo!
// $remountrw
// $passwd
// Enter new UNIX password:
// Retype new UNIX password:
// passwd: password updated successfully
終了行:
#access
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#contents
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* シリアルコンソールでRMRにログインする [#t68ca70f]
- 準備する機材:
-- RMRとPCをシリアルケーブルで接続する場合
--- PC
--- シリアルケーブル
-- PCにRS-232Cインタフェースが無く、USBで接続する場合
--- PC
--- シリアルケーブル(クロスタイプ:インターリンクケーブルと呼ばれることが多い)
--- シリアルUSB変換アダプタ(オススメ:ELECOM UC-SGT)~
変換アダプタを使用する場合には別途ドライバが必要になります。windowsの場合はドライバが公開されています。Linuxの場合にはpl2303ドライバがコンパイルされている必要があります。もっとも、最近のカーネルイメージでは標準でコンパイルされているようです。以下のコマンドでパスが出力されればOKです。
matsuyama@Grissom:~$ modprobe -l | grep pl2303
kernel/drivers/usb/serial/pl2303.ko
- ターミナルソフト
-- Windows~
標準でハイパーターミナルがインストールされています。他にも[[teraterm:http://hp.vector.co.jp/authors/VA002416/]]というフリーのターミナルソフトがあります。
-- Linux~
Minicomというアプリケーションがありますので、それをインストールします。
$sudo aptitude install minicom
- 手順
-- PCとRMRを上記ケーブルで接続する。
-- ターミナルソフトを起動する。
-- インタフェースの設定を行い接続する。
ボーレート:19200
文字サイズ:8ビット
パリティ:なし
ストップビット:1ビット
* ネットワーク経由でRMRにWebログインする [#veacfa8c]
PCからWebブラウザーでRMRにログインすることができます。httpではなくhttpsを使ってください。詳細は「RMRユーザーズ・ガイド」を参照ください。
例 https://192.168.171.1
&br;
* ネットワーク経由でRMRにsshログインする [#mc6dc998]
RMRには標準でsshデーモンが起動しているため、sshクライアントを用いてリモートログインが可能です。以下に各OSのsshクライアントを紹介しておきます。また、デフォルトではユーザー、パスワード共にrootになっています。~
-- Windows
--- putty~
ダウンロード:http://www.chiark.greenend.org.uk/~sgtatham/putty/~
使い方:http://www.ms.u-tokyo.ac.jp/howto/isojima/putty/putty.html~
-- Linux~
aptitudeやyumを用いてインストールしてコマンドを実行。
$sudo aptitude install ssh
$ssh root@192.168.91.1
* ネットワーク構成を変更する [#g4166d46]
** 一時的に変更したい場合(リブートすると元の設定に戻ります) [#pe65e3d4]
上述の方法でRMRにsshログインし、無線LANのチャネル、ESSIDなどはコマンドで動的に変更することができます。メッシュ用インターフェースを除きIPアドレスも一時変更することは可能ですが、メッシュ用インターフェースはできません。
例. iwconfig ath1 essid hotspot01 channel 1
ifconfig eth0 192.168.1.1
** 設定ファイルを変更する場合 [#ke02b5df]
RMRのネットワーク設定は主にlinuxの持つ/etc/network/interfacesファイルとMeshCruzer用の設定ファイルである/usr/local/etc/meshz.confで設定されています。ここではinterfacesファイルにフォーカスを当てます。meshz.confファイルの設定変更については「RMRユーザーズ・ガイド」を参照してください。
- 作業手順
-- RMRへPCからWebログインする(上述)
-- 画面左にある"Edit/Upload File"を選択する
-- 画面上部にある”Edit File"のテキスト欄に /etc/network/interfaces と入力して"Edit"ボタンをクリックする
-- 画面に表れた内容を変更後、"Commmit Changes"ボタンをクリック
-- 更新内容はRMRをリブート後に反映されます
- 有線インタフェース
auto eth0 <--- 起動時に立ち上がる用に
iface eth0 inet static <--- dhcpでアドレスを取得する場合はinet dhcp
address 192.168.1.100
netmask 255.255.255.0
broadcast 192.168.1.255
RMR502を除く全てのRMRシリーズでは無線LANカードはAtherosチップ無線LANカードを採用しています。 参考:RMR502(現在は販売していません)ではPrismチップ無線LANカードを採用していました。
&br;
- 無線インタフェース(atheros)~
atherosカードの場合、[[madwifi:http://madwifi-project.org/]]ドライバを使用しています。madwifiドライバは少し特殊で、wlanconfigコマンドを使ってインタフェースを作成後にアドレスを設定します。prismドライバとは違い、wlanconfigの時点で無線インタフェースのモードを固定する必要があります。(iwconfigで変更はできません)
auto ath0 <--- atherosカードの場合、名前がathXになります
iface ath0 inet static
pre-up wlanconfig ath0 destroy <--- インタフェースを初期化
address 192.168.1.100
netmask 255.255.255.0
broadcast 192.168.1.255
pre-up wlanconfig ath0 create wlandev wifi0 wlanmode adhoc <--- インタフェースを作成
pre-up iwconfig ath0 essid "mesh" channel 1
参考:無線インタフェースのモードには主に4種類あります~
|CENTER:mode|CENTER:説明|
|Managed|クライアント|
|Master|アクセスポイント|
|Ad-hoc|アドホック|
|Monitor|パッシブモニター|
&br;&br;
- 無線インタフェース(prism)
auto eth1
iface eth1 inet static
address 192.168.1.100
netmask 255.255.255.0
broadcast 192.168.1.255
pre-up iwconfig eth1 essid "mesh" channel 1 mode ad-hoc
pre-up iwconfig eth1 key 1111-2222-3333-4444 <--- WEPキー
pre-up iwconfig eth1 key s:password <--- asciiの場合はs:を付けます
iwconfigの書式は[[こちら:http://linuxcommand.org/man_pages/iwconfig8.html]]を参考にしてください。
- ブリッジ
例ではeth0とeth1をブリッジにしています。eth0とeth1にはアドレスは設定しません。
auto br0
iface br0 inet static
address 192.168.1.100
netmask 255.255.255.0
broadcast 192.168.1.255
bridge_ports eth0 eth1
bridge_fd 5
bridge_stp off
* DNSを設定する [#nd3c2c6c]
以下の様な書式で/ro/etc/resolv.confにnameserverを加えてください。~
註: 更新するのは/etc/resolv.confファイルではありません。
- 作業手順
-- RMRへPCからWebログインする(上述)
-- 画面左にある"Edit/Upload File"を選択する
-- 画面上部にある”Edit File"のテキスト欄に /ro/etc/resolv.conf と入力して"Edit"ボタンをクリックする
-- 画面に表れた内容を変更後、"Commmit Changes"ボタンをクリック
nameserver 10.0.1.1
nameserver 192.168.1.101
// * ログインパスワードを変更する [#gbec39c9]
// これじゃできないyooooooooooooooo!
// $remountrw
// $passwd
// Enter new UNIX password:
// Retype new UNIX password:
// passwd: password updated successfully
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